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高配当米国株ETF SPYDで安心積極投資

そもそもETFとは、日経平均株価やTOPIX、S&P500などの経済指標の動きに連動して成果を目指す運用で、東京証券取引所などの金融商品取引所に上場している投資信託です。Exchange Traded Fund の頭文字をとってETF「上場投資信託」と呼ばれています。

上述した経済指標だけではなく、債券、REIT、通貨、コモディティや海外の株式指数などもあり、個人投資家では投資しにくい金融商品に対して手軽に投資することができます。

一般的な投資信託は、1日1回算出される基準価額をもとに1日1回しか取引きできません。しかし、このETFは日中の取引時間内に、リアルタイムで変動する値動きを見ながら株式と同じように売買をすることができます。

目次

■米国株の利点

次に、米国株へ投資する利点を見ていきましょう。

まず米国は世界最大の経済大国で市場がそもそも大きく、また成長性の高い企業を多く有しています。最近は中国や他の新興国の台頭も激しいですが、それでもやはり米国の地位は当分ゆるぎなく、投資先としての安定感は大きいです。

また、米国企業は株主還元に非常に積極的です。日本のように株主優待というものもありませんので、配当金という形で株主に利益を還元する傾向が強いです。

世界中から注目されている金融市場ですので、当然に世界中から資金が流入することになり取引が活発で流動性が高いのも特徴の一つです。

■米国高配当ETF SPDYとは?おススメの理由

■米国高配当ETF SPYDとは?おススメの理由

S&P500採用銘柄のうち配当利回りが高い80銘柄であるS&P500高配当指数に連動するパフォーマンスを目指すETFです。

米国高配当株式ETFの中でも配当利回りが高い銘柄で構成されており、特に高いリターンが期待できます。銘柄は配当利回りが高い、不動産・金融などの銘柄が多く組み入れられており、成長投資を重視して配当の少ないGAFAMなどのテック企業の割合は少なめです。

SPYDは2015年に設定が始まった比較的新しいETFですが、株価自体の伸びは順調です。しかし景気に敏感なセクターが多いので、S&P500が順調に上昇しているときはそれを上回る成績になり、コロナショックなどの急落時は大きく下落する傾向にあります。

SPYDと似ている、HDVという米国株高配当ETFもありますが、そちらと比べるとより高い配当利回り重視しているETFですので、どちらかというと景気の影響を受けやすいリスクはありますが、その分株価上昇局面でのリターンは大きくなっています。

それでは具体的に組み入れられている個別銘柄を見ていきましょう。

①ギリアド・サイエンシズ

②ゼネラル・ミルズ

③アッヴィ

④デジタルリアルティートラスト

⑤クラウンキャッスルインターナショナル

⑥クラフト・ハインツ

⑦アムコール

⑧ブロードコム

⑨ケロッグ

⑩カーディナルヘルス

SPYDは毎年1月と7月に、構成銘柄のリバランス(組み替え)が行われます。株価の上昇や配当利回りの低下した銘柄を除外して、投資割合を調整しています。そのため、構成銘柄は今後変わる可能性もあります。HDVよりは少し聞きなれない会社が多い印象ですね。

また、ETFは投資信託の一種ですので手数料(信託報酬)が発生しますが、SPYDのコストはわずか、年率0.07%のみです。先ほど述べた配当利回りや株価の伸びからしたら誤差のようなものです。また、最低投資金額も約40ドル程度で、他のETFよりも手軽に購入しやすいという点もメリットです。購入資金を多く持たない個人投資家や初心者にとっては、少ない投資金額から始めることができるのも安心です。

SPYDは日本の各証券会社でも手軽に購入できますし、コツコツと積立てていくという買い方がリスク分散と長期での資産形成のためには良いかと思います。

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